【開催中止】「くぬぎの森の土」と「土から採れた土に還せる染料」で泥染め
里山の恵みでつくる染め物クラフト
里山の自然の恵みをそのまま活かす草木染め。
里山の植物や野菜から“色”をいただいて染め上げます。
今月は国際土壌デーにあわせて「泥染め」です。
参加者の方には布製のバッグを1つご用意いたしますので、染め上がったオリジナルの泥染めバッグはお土産としてお持ち帰りいただけます。
(布製A4バッグ、ハンカチ(2枚)、手ぬぐい、バンダナ、または追加オプション(+1000円)の薄手ストールからお選びください)
〜SANTOME KONJAKUMURA WORLD SOIL DAY ACTION〜
12月5日は国連食糧農業機関(FAO)が定める「世界土壌デー」
三富今昔村では世界土壌デーにあわせて、【土の成り立ちを知り、命が生まれてくる土を理解しよう】というテーマで土についてを学び体験できるプログラムを開催します。
歴史ある泥染め
泥染めにつかうのは、三富今昔村のある三富地域の良質な土と、土から採れた古代色であるベンガラ(酸化鉄)。
泥染めの歴史は古く、正倉院の書物の中に泥染めの着物が献上されていたという記録があるほどで、奄美大島では13世紀頃からこの染色文化が根付いていたといわれます。
その深みのある渋い黒色が人気の古代染色です。
今回は泥(土)だけでなく、土から採れて土に還る循環型の染料ベンガラを加えて染め上げるので、赤みのある深いこげ茶色になります。
染めの工程の中では、実際に土に触れながら土壌について考えてみましょう。
三富地域の土って?
武蔵野の地には320年以上にわたって続けられてきた「落ち葉堆肥農法」という伝統農法があります。
三富今昔村のある「三富新田」は、かつては火山灰土に厚く覆われ、作物が育ちにくい土地でした。
そこで江戸時代から平地林(ヤマ)を育て、木々の落ち葉を堆肥として畑に入れることで、土壌改良を行なってきました。
また、落ち葉と共に鳥の糞など自然にあるものを肥料としてつかうことで、土壌では微生物同士が相互作用しあい、作物が育つ環境や必要な栄養分をつくり出す、生きた土、命がやどる土となります。
自然と先人たちが紡いできた三富の土はこの地の宝であり、いま私たちが美味しい野菜を収穫できるのも、くぬぎの森の自然の営みのおかげです。
世界土壌デーの取り組み
世界土壌デーに向け各国で様々な取り組みが行われています。
詳細は世界土壌デーWEBサイトにてご覧ください。
開催概要
■開催日時
12月2日(土)14:00〜【開催中止】
12月3日(日)11:00〜/14:00〜【開催中止】
※所要時間約90分
■定員
各回 8名様まで
前日までの事前予約に空きがあれば、当日参加も受け付けます
■参加料金
1名様 1,760円(税込)/1,600円(税抜)
※小学2年生以下のお子様が参加される場合は、保護者1名の同伴が必須となります。付き添いの場合も、参加料金をいただきます。
※ご希望の方は追加料金1,100円(税込)/1,000円(税抜)で薄手ストールもお選びいただけます。
・森へのご入場の際、大人の方には別途里山の保全費をお願いしております。
・初めて来場の方には、1家族様に1冊「入村BOOK」220円(税込)/200円(税抜)をご購入いただきます。三富今昔村の成り立ちや、里山での楽しみ方を記載したものです。
■場所
オークリーフ横のワークショップスペース
(雨天時はくぬぎの森 環境塾1階/環境教室で実施)
■対象
5歳以上
■持ち物
・汚れても良い動きやすい格好
(白い服でのご参加はご遠慮ください)
・タオル
■参加方法
下記申込みボタンより各開催日の前日までにお申込みください。
当日は、開始時刻の10分前までに入村受付をお済ませください。
受付時に参加料金をお支払いいただきます。
・大人の方のみのご参加も可能です。
・参加者お一人につき、お一人様分の体験料金をいただきます。
・森へご入場の際、入村料として、大人の方には里山保全費(入村料)をお願いしております。
・混雑時には、駐車場や受付のご案内に時間がかかることがあります。時間に余裕を持ってお越しください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱がある方、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方は、ご参加をお控えください。
・ご予約完了後、体験プログラム開催日3日前以降のキャンセルにつきましてはキャンセル料として体験費用全額を承ります。
・参加料金は、当日受付にてお支払いをお願いいたします。
・作ったものの販売はご遠慮ください。